【体験レポ】妊婦向け RSウイルスワクチン『アブリスボ』接種してきました

こんにちは。おそめです。

出産予定日を1ヶ月後に控え、最初は少し罪悪感のあった昼寝も仕事のうちだと開き直り始めたアラフォー妊婦です。

今年(2024年)5月末から妊婦への接種が開始されたRSウイルスワクチン『アブリスボ』を打ってきたので、その体験談を書いていきたいと思います。

最近、妊婦向けのRSウイルスワクチンの接種が開始されたって聞いたんだけど、打った方がいいのかな・・・

自費で3万円以上するって聞いて、打つべきか悩んでる・・・

あくまでも一個人の体験談ではありますが、今まさに打つべきかどうか迷っている妊婦さんにとってなにか参考になれば嬉しいです。

目次

RSウイルスワクチン『アブリスボ』とは

RSウイルスワクチン『アブリスボ』

正式名称は、RSウイルス母子免疫ワクチン(アブリスボ®筋注用)というようです。

妊婦に接種することによって、お母さんの体内で RSウイルスに対する抗体をつくり、その抗体が胎盤を通じて母体から胎児へ移行することで、出生後の乳児をウイルスから守り、RS ウイルス感染症を原因とする下気道疾患を予防することができるというものです。

RS ウイルスは、生後 2 歳までにほぼ 100%が感染し、さらに毎年国内で感染した乳幼児の約4分の1が入院を必要とするほど重症化してしまうということで、予防が非常に重要になってきます。

参考:

日本産科婦人科学会  日本産婦人科医会  “RS ウイルス母子免疫ワクチン(アブリスボ® 筋注用)が接種可能となりました!”, https://www.jsog.or.jp/news/pdf/20240627_ippan.pdf

特にかかりつけの産院で説明があったわけでもなく、私も最初はその存在を全く知らなかったのですが、SNSでワクチン接種が話題になっているのを見たのをきっかけに接種を考えるようになりました。

ワクチンの費用

2024年9月現在、ワクチンは自費での接種になります。

一般的に接種費用は3万円〜4万円と言われているようです。

私のかかりつけの産院では税込38,500円でした。高い…!

ベビー用品や入院準備品など何かと入り用なこのタイミングでこの出費は痛いですね。

体験レポート

接種を決めた理由

金額面だけでなく、妊婦への接種が開始されてから日も浅いので判断材料となる情報が少なく、特に産院から積極的に接種を勧められたわけでもなかったため、本当に打つべきなのか悩みました

産院の医師に相談したところ、お母さんの考えに任せますと言われるだけで、素人の私には危険性や有効性を判断できず、ネットの情報を検索しまくる日々。

おそめ

正直、任せますと言われても困りますよね…

結局、決め手となったのは以下でした。

  • SNSでの先輩ママさんたちの「当時あれば絶対打ってた」という声
  • 夫の「お金で不安を解消できるなら打とう」という意見
  • 我が家は第1子目ですが、生後5か月から保育園に入れる予定のため、園内感染の可能性があること

接種対象は、妊娠 24~36 週の妊婦となっており(胎児へ抗体が移行するに約2週間かかるそうです)、すでに34週を迎えていた私は急いで産院に接種希望の電話をし、35週目に接種予約を入れました。

接種当日とその後の経過

アブリスボは、インフルエンザワクチンのように、筋肉内に注射するワクチンです。

当日は申込書兼予診票を書き、医師による説明を受けて接種します。

万が一体調不良などが起きたときのために接種後は30分ほど院内に留まり、特に体調の変化はなかったためそのまま帰宅しました。

翌日の早朝(いつも5時過ぎに尿意で目覚めます)、お手洗いを済ませた直後に、突然の悪寒と震え、37.5℃程度の発熱がありました。毛布にくるまっていたら数分で落ち着きましたが、病院の受付時間開始を待って念のため電話。

熱が二三日続いたり、産科的な症状が出たらまた電話するように、それまでは様子見でよいとのこと。

その日は一日中倦怠感で寝込みましたが、無事翌日には回復しました。

後悔したこと

そんなこんなで副作用?らしきものもありましたが、個人的に一番後悔したのは左腕に接種してしまったために、寝苦しい夜がさらに寝辛くなってしまったことです。

今回利き腕じゃないという理由で左腕に接種してもらったのですが、打った直後くらいから接種部位が少し腫れ始め、夜には何かが軽く触れるだけでも痛い状態に

お腹が大きくなった頃から、身体の左側を下にしたシムスの体位で寝るようにしているのですが、とてもじゃないけど左腕を敷いては寝られず。

かといって仰向けや右側を下にすると内臓などが圧迫される不快感で寝苦しく、これには苦しめられました。

これから打つという方は、普段の寝ている姿勢を考慮して接種する腕を決めることをお勧めします・・・。

【結論】打ってよかった?

まだ子も産まれていないので結論もなにもないのですが、赤ちゃんの重症化リスクや、感染した場合の我々夫婦の仕事への影響度合いなどを考えると、金額面や接種後の体調不良を考慮しても、打って良かったと思っています

最終的な判断は、最も重症化しやすいと言われる生後半年経過してからになるかなと思うので、その頃に(忘れてなければ)また追記したいと思います。

おそめ

あとは赤ちゃんに抗体が移る2週間後の37週までは、お腹に留まってくれることを願うのみです

以上、妊婦向け RSウイルスワクチン『アブリスボ』の接種体験談でした。

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